2017-04-18 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
原木キノコの生産につきましては、平成二十五年の林野庁の策定で、放射性物質低減のための原木キノコ栽培管理ガイドラインを定めております。
原木キノコの生産につきましては、平成二十五年の林野庁の策定で、放射性物質低減のための原木キノコ栽培管理ガイドラインを定めております。
これにつきましては、安全、安心なキノコ、山菜の供給に向けまして、一つは、原木キノコの栽培管理のガイドラインを策定し、普及をしているということ。さらには、安全な原木の導入や、栽培管理の実施に必要な県外からの原木の購入やほだ木の洗浄機械の導入に対する支援も行っております。
これは、特に露地栽培の原木キノコにつきましては、原木の汚染による影響、それからほだ場の汚染による影響が考えられるところでございます。このほだ場となる森林内の地表部の除染のみによりましては、原木キノコの放射性セシウム濃度の基準値超過を完全に回避することは難しいものというふうに考えているところでございます。
このため、農林水産省といたしましては、福島県など被災地の原木キノコ栽培の再生に向けまして、キノコ原木の導入支援、非破壊検査機を用いました効率的なキノコ原木の放射性物質の検査手法の確立への支援、また、キノコの安全、安心の確保や消費拡大に向けました取り組みへの支援などを推進しているところでございます。
○あべ副大臣 委員がおっしゃるように、福島原子力発電所の事故による放射性物質の影響によりまして原木キノコ生産用の原木が汚染され、東北の被災県を中心に原木不足が生じているところでございます。
まだまだこれからが勝負かなというふうに思いますので、今後も引き続き、原木キノコの栽培業者の皆様への光も当てていただきながら、安心してまたこの事業が継続できるように、よろしくお願いを申し上げます。 以上で質問を終わらせていただきます。大変にありがとうございました。
それでは、最後の質問なんですけれども、原木キノコの栽培支援についてお尋ねをしたいと思います。 さきの原発事故の影響で、東日本の里山等が放射性物質に汚染をされてしまう、そういった中で、露地栽培も含め、原木キノコの栽培農家の皆さん、大変大きな打撃を受けているわけでございます。
重労働で、自然環境に左右される中を、安全で安心、そして何よりもおいしい、そんな原木キノコ栽培にこだわりを持って取り組む農家の皆様の気持ちを大切に、最大限の支援を期待いたします。 それでは、次に、畜産業の復旧について伺います。 同じく、東日本の広い地域で、放射性物質の影響で牧草から放射能が検出をされ、牧草を家畜に与えることができない酪農業家がたくさんあります。
原木キノコにつきましては、放射性物質の影響によりまして、現在、六県、九十四市町村でございますが、出荷が制限されております。そういったことに加えて、価格の下落、キノコ原木の不足など、生産者の方々は非常に厳しい状況に置かれていると認識しております。
続きまして、放射性物質の被害を受けた地域の農業の復旧について、初めに、原木キノコの栽培の復旧について伺います。 原木キノコ栽培は、国産の原木に国産の菌を植えつけ、約半年から二年近くをかけて収穫できる状態にし、その後、三、四年の間に休養させながら約五回から八回収穫をするそうであります。栽培期間が長く、天候に左右され、安定栽培のためには確かな技術と経験が必要になってまいります。